『天晴爛漫!』名言3選【おすすめシーンと感想】

アニメ

こんにちは。日本で生まれ、子供の頃からアニメや漫画が大好きで、愛や勇気・友情といった人生観を学んだ、OBTです。
この記事では、2020年4月から放送されているアニメ

『天晴爛漫!』

を取り上げ、本書のあらすじを簡単に解説し、 私が独断で選んだ名言3選とそのおすすめシーンから、本作品の魅力をお伝えします。
また、本記事は、本作品を鑑賞し、私が人生に影響を受けたことを中心に感想を述べています。
そのため、本作品の紹介よりも、自己啓発的な視点が多いかもしれませんが、
もうご覧になられた方や、まだご覧になっていないという方は、一度鑑賞していただけたらと思います。
きっと、この記事を読んでいるあなたにも、夢を諦めないことの大切さや、勇気・友情といった人生の大切なことを思い出させてくれることでしょう。

※この記事は、解説上、多少のネタバレが含まれています。

 

※注)まずはじめに、
本記事の内容は、当サイトの筆者の個人的な見解によるものです。
そのため、本作品の著作者様のご思想や解釈等とは、一切関係がございません
また当サイトの画像やセリフ等は、作品の魅力紹介という性質上、ご利用者に作品のイメージをわかりやすく伝えるために、引用させていただいております。
そのため、ネタバレや作風を損なうことや、著作権の侵害を目的としておりません
引用は、必要最小限にとどめるよう努めておりますが、万が一問題がある場合は、お手数ですが、免責事項やプライバシーポリシーより、お問い合わせください。

 

『天晴爛漫!』名言3選【おすすめシーンと感想】

画像・動画PV引用元:詳しくは、公式サイトへ

『天晴爛漫!』あらすじ解説

時代は明治、日本のとある港町から始まります。カラクリの天才でキテレツなものを作り出しては、実験と称して破天荒な振る舞いを繰り返している主人公・空乃天晴(そらのあっぱれ)と、相方となる半月一刀流道場の師範代一色小雨(いっしきこさめ)が、成り行きで、アメリカ・ロサンゼルスで行われる賞金1万ドルを掛けた「アメリカ大陸横断レース」に参加し、優勝を目指し奔走する、個性的なキャラと様々な人生模様が織りなす、笑いあり、涙ありの作品です。

脚本:橋本昌和/絵コンテ:橋本昌和/演出:太田知章/作画監督:瀬尾康博

『天晴爛漫!』名言1「誰かがいつか月の向こうに行くんなら誰よりも俺が先に行く」

第一話「晴れ、ときどき小雨」天晴が小雨に、自分で作った蒸気船を目を輝かせて説明し落胆した後、漂流して途方に暮れるまでのシーンより

画像引用元:公式サイト「第一話」より

「世界一?ハハハッ。お前そんな夢みたいなことを。兄上も心配してたぞ。少しは真面目に働いてご両親を安心させた方が・。」
「同じだな。お前少しは違うかと思ってたけど、やっぱり親父や兄貴と同じだ。」

・・・(蒸気船が漂流するシーンまで中略)・・・
「明日には死んでるかもしれないって時に。なんでそんなカラクリなんかに夢中になれる?」
「世界は繋がってるんだ。俺は4つの時、初めて蒸気船を見た。海は何となく水が広がってるところって思ってたけど、その向こうからあんなでかい、見たことない船が来たんだ。わかるか?ただの水だと思ってた海はつながってたんだ。見たこともない世界と。海は知らない国に繋がってる。空は月に繋がってる。月は星に繋がってる。」

・・・(中略)・・・
「誰かがいつか月の向こうに行くんなら誰よりも俺が先に行く。この船は最初の一歩なんだ。」

セリフ引用元:第一話「晴れ、ときどき小雨」作中より

『天晴爛漫!』の主人公・天晴の言葉には、あくまでも自分を信じ、常識を覆そうとする意志が伝わってきます。
現実世界では、一生懸命になれることに目を輝かせて語ることは恥ずかしくて勇気が入りますが、だからこそ、それを堂々と語る主人公の天晴に感情移入して勇気づけられる人は多いのではないでしょうか。
私たちは、どうしても失敗を恐れたり、傷ついたりしないように、無難に、ある程度平和に、成功とか英雄とかならなくてもいいから、普通に生きていたいと思ってしまいます。
常識から考えるとできっこないことをして、「ほら見たことか、馬鹿だな」って思われることは、したくないものです。
ですが人は、より成長したい思い、誰かに認められたいと承認を求める生き物です。高度で文化的な便利でより良い幸せをどこまでも追求する生き物です。
だから、天晴のような主人公に、常識を覆す人、挑戦する人、ヒーローに憧れを抱いて、そこに自分を投影して、心が動き、また明日から頑張ろうと思うのではないでしょうか。

『天晴爛漫!』名言2「自分がどこまで行けるか、なんで他人に決めさせるんだ」

第二話「in the Dark」の伏線から、第四話「Let It Go」の伏線回収まで
景・夏蓮が「女はレーサーになれない」という現実から、主人公の空乃天晴に勇気で背中を押され、結果、オーナーに認められ自信を取り戻すまでのシーンより

画像引用元:公式サイト「第四話」より

「簡単なことは面白くないだろ。誰にもできなかったことをやって、俺はいつか世界を驚かせる。」
「誰にも出来なかったのは不可能だからだ!」
「不可能なことと、不可能だと思われてることは違う。〇〇になるのは不可能なのか?・・・(中略)・・・自分がどこまで行けるか、なんで他人に決めさせるんだ?」

・・・(第四話へ)・・・
「客はここに男同士の熱い戦いを見に来てるんだ。レーサーに自分を重ねてな。女の客なんかほとんどいない。だから女に期待する奴も、女が勝って喜ぶ奴もここにはいない。・・・(中略)・・・もし最初の補給ポイントを上位で通過でもすりゃあ、世間も少しは認めてくれるだろう。女にもレーサーの魂が宿るってな!」

セリフ引用元:第二話「in the Dark」、第四話「Let It Go」作中より

自分がこうありたいと思っていることと、社会から期待されていることとが違う時、人は無意識に、楽な方に、他人に嫌われないように生きようとします
ですが、その先には、常に誰かの期待に応えるために生きる人生しか待っていません
本当の自分を押し殺して生きることは、苦痛でしかありません。苦痛を取り除くには、反発するか、逃げ出すか、妥協するかのいずれかしかありませんが、いつの間にか、「これでいいんだ」と自分に言い聞かせて、深く考えなくなってしまいます
そして、わたしはまだその時を迎えていませんが、歳をとり、最後の死ぬ間際に、あの時こうしていれば良かったなと、後悔してしまうことがあるそうです。
そんな時、この主人公のように誰かが背中をそっと押してくれて、何かに挑戦する勇気を取り戻せたなら、やって見て、それで結果が出せた時、人は成功体験として自信につながるでしょう。
頑張って結果が出ない時や、同じように挑戦できずに自分に言い訳をして苦しくなっている時は、『天晴爛漫!』のこの名言とシーン思い出すと良いでしょう。

『天晴爛漫!』名言3「天晴は俺の希望だ!」

第十話「The Bridge to Hell」〜第十一話「Rain in the Dark Night」まで
ギル・T・シガーの破壊と暴力によって、目の前で夢や希望、大切な命まで奪われそうになった絶望の状況から、皆が立ち直っていくシーンより

画像引用元:公式サイト「第十一話」より

「これが力だ!欲しいものは奪い、気に入らない物は破壊する!・・・(中略)・・・ここは力が支配する世界であり続ける!見ろ。誰も俺を止められない!
「天晴は俺の希望だ!・・・(中略)・・・諦めるな、天晴。レースはまだ終わってない。そうだろ?お前なら必ずゴールできる。ヒア・ウィー・ゴーだ…。」

・・・(第十一話へ)・・・
「天晴、お前はどこまで行ける?お前がどこまで行けるのか他人に決めさせるな。そうだろ?」

・・・(中略 場面は広場へ)・・・
「あいつに俺は止められない。」・・・(中略)・・・
「ここにある車を全部修理する。車を直してソフィアを助けて、ギルのやつをぶっ飛ばしたら、レース続行だ!」・・・(中略)・・・
「君は1人じゃない。」
「私も行く。」・・・(中略)・・・
「俺たちはアウトローだ。」

セリフ引用元:第十話「The Bridge to Hell」、第十一話「Rain in the Dark Night」作中より

現実でも起こる絶望や失敗・苦労が襲って心が挫けそうになっても、この主人公・天晴のように、夢と希望をいつも見せてくれるから頑張れることはいくらでもあると思います。
私自身、このアニメを通して得た教訓は、「いつも現実を切り開いていくのは、逆行に立ち向かう勇気と、それを支えてくれる仲間」ということでした。
最初はそんなに協力的ではなかった人が無条件で協力してくれたり、本来敵である人たちが共通の目標という繋がりで信頼という共走者(ライバル)となっていくところは、良い意味で、世界はつながっている、自分の人生を走るのは一人だけど、そこには絆があり仲間がいる、一人じゃないというメッセージが込められているように感じました。
今までの伏線回収と、独特の世界観、1人1人の人生模様や個性が際立って、最高にかっこいい、神回でした。
この3選は、わたしが独断で選んでいますが、他にも、
ソフィア・テイラーがアル・リオンを支えるシーンや、
一色小雨がトラウマを克服するシーン、
セス・リッチ・カーターが吹っ切れたシーン等、
どの話も見逃せず、伏線もたくさんあるため、1話から順番に見ていくことをおすすめします。
人間模様いっぱい、名言いっぱい、個性的なキャラいっぱいの見どころ満載の『天晴爛漫!』を、アニメだけでなく漫画も是非ご視聴いただければと思います。
そして、最後に、この記事が、あなたの人生と、本作品をより味わい深いものになれば幸いです。



↑マンガ無料立ち読み



↑今なら無料でお試し!「ゲオ宅配レンタル」

コメント

タイトルとURLをコピーしました